Q-Successから2021年2月のWebサイト向けCMS のシェアが発表されたのですが、どうやら2021年2月はWordPress、Shopify、Squarespaceがシェアを増やし、CMSを使っていないサイトとBitrixがシェアを減らしたのだとか。 WEBデザイン界隈では、動的サイトであるWordPressから逃れ、静的サイトへの話題が活発となってきてはいるのですが、実際のところ、このような話って、ユーザありきで語られていないことが多いように思われます。
やれサーバの負荷を軽減させるとか、スピードを上げるとか、セキュリティが高くなるなどと言われていて積極的に利用しようという風潮があるようですが、これ技術者だけの発想でしかないですよね。
ネット知識のないクライアントがブログやサイトの修正をしようとしたときに、これではなにもできませんよね。 誰でもが簡単に記事をかけたり、多少の文言修正などを手軽にしようとしたら、どうしてもCMSのほうに分がありますし、使い勝手もクライアントからすれば、間違いないですからね。
結局、wordpressを嫌う人って、自分で何もかもできる人で人との作業を共同で行えなかったり、wordpressの更新やアップデートが煩わしいと思っているような人で、はっきりいって、サーバ周りや自分のことだけしか考えていない人がおおいですよね。
そりゃ、自分だけが使うブログなら、静的サイトでいいかもしれませんが、WEB技術に長けていない人のことまで考えると、wordpressなどのCMSを全否定することなんてできませんよね。