Webデザイン部門の日々

WebデザインのことやIT系のニュースのことなど色々な技術のことなどを書いていきます。

生成AI、Gemini

2023年から提供を開始していたGoogleのチャットボットのBardは、現在Geminiという名称に変更されています。

gemini
というのも、2024年2月にグーグルは、生成AI製品「Gemini」へのリブランディングを行っており、同社のAIモデルおよびそれを使ったサービス群に共通して「Gemini」使われることになっています。

テキスト、画像、音声、動画を入力として受け取り、テキストと画像を生成することができ、これまで主力の生成AIモデルといえば、OpenAIのGPT-4だったのですが、Geminiは主要な指標の多くでそのGPT-4を上回っており、GPT-4を凌ぐともいわれています。

「Gemini Ultra」「Gemini Pro」「Gemini Nano」という3種類のモデルが存在しており、「Gemini Ultra」は、最も新しい最上位モデルで、高度で複雑なタスクにも対応可能しており、「Gemini Pro」は、幅広いタスクに対応する最良モデル、応答時間の短縮も実現、「Gemini Nano」はスマートフォン(Pixel 8など)上での利用を想定したモデルとなっています。

Googleは、Geminiを「データセンターからモバイル端末まで柔軟に利用できるモデル」と位置づけており、用途や活用シーンに応じて種類を選ぶことで最適な利用環境を提供しており、Geminiの仕様料金については、2024年2月時点では無料となっており、Googleアカウントを持っている場合、無料登録することで回数制限なしで自由に使え、上位バージョンの「Gemini Advanced」にアップデートすると、月額2,900円で無料版よりも便利な機能を利用することが可能となっています。

htmxを学ばないかんのかいな

まぁ、WEBの技術の進化は速い・・・。

HTML5廃止に伴い、html standardになってから、とんと情報が流れなくなってきたなぁと思っていたら、時代はhtmxとな。

htmx

なんでも、HTMXは、JavaScriptを記述せずに、Ajax通信や高度なUXを実現できるライブラリなのだとかで、2024年はHTMXがくると言われているぐらいなのだとか・・・。

htmx.org

HTMXの目的は、JSを最低限にして高度なUXを作ることなのだそうで、おっそろしいことに、以下CDNを読み込むだけで簡単に使えるようになるのだとか。

JavaScriptを書かずにサーバーとの通信処理を実現できるのはいいのだが、これまた学習せねばならんのう。

複雑なJavaScriptのコードを記述することなくシンプルな方法で動的なWEBページを作る場合にいいようだけど、見た感じ「html」に毛が生えたくらいの簡単さかと思いきや、ちょっと面倒くさそう・・・。

2年以上使われていないアカウントの削除

2年以上使われていない、いわゆる休眠状態となっているGoogleアカウントの削除が、12月1日より始まっていますね。

Googleアカウント
たいしょうとなるのは個人アカウントとなり、企業・教育機関向けのアカウントには適用されないのだそうで、さらにアカウントがGoogleプロダクト・アプリ・サービスの購入や定期購入に使われている場合や、残高のあるギフトカードを含んでいる場合、ファミリーリンクで有効な未成年のアカウントを管理している場合などは対象外となるようです。

今回の削除を回避するには、「使用中」(アクティビティ)と見なされることが重要で、具体的には、次のような操作を行っておいたほうが良さそうですよ。

  • メールを読む、送信する
  • Googleドライブを使う
  • YouTubeを見る
  • 写真を共有する
  • アプリをダウンロードする
  • Google 検索を使用する
  • Google でログイン」機能でサードパーティ製のアプリやサービスにログインする

複数のアカウントを使っている場合は、それぞれのアカウントで上記のような操作を行っておかないと削除されますので、アカウントごとに対応しておきましょうね。

Google、株価9%下落

グーグルが、人工知能(AI)の活用に関する説明会をパリで開き、オープンAIのChatGPT(チャットGPT)に対抗する対話AIサービスなどについて説明したのですが、同日に新サービスによる説明に誤りがあったことが発覚し、株価が大幅に下落したようです。

google

マイクロソフトがオープンAIとの連携強化を発表し、文章や画像を自動的につくり出す生成AIをめぐるIT企業のつばぜり合いが激しくなってきており、発表ではグーグルは利用者の質問に会話形式で答える対話AIサービスのBardを試験提供することや、対話AI技術を主力のインターネット検索サービスに組み込む方針を公表し、説明会では改めて応用例を披露、画像と文字を組み合わせて検索できる「マルチサーチ」を日本語などで使えるようにしたことも発表していました。

バードの実演では、ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡による新たな発見に関する質問に対し、バードは、この望遠鏡は太陽系外惑星を初めて撮影するために使われたと答えたのですが、NASAによればそうした写真は実際には別の望遠鏡で撮影されていたのだそうです。

グーグルの広報担当者はロイターに対し「厳格な試験プロセスの重要性を強調している」とし、「外部からのフィードバックと内部試験を合わせ、バードの回答が質や安全性、現実の情報に基づく高水準を満たすことを確実にする」と述べています。

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